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扶桑薬品 遺伝子治療で米企業と共同研究更新

公開日時 2002/12/12 23:00

扶桑薬品工業は12月12日、米国GenVec社と5年契約で結んでいた、がん遺伝子治療に関する共同研究を、3年間延長することで合意したと発表した。今後3年間で両社は、がん細胞に特異的に結合するがんの標的化ベクター開発を目指す。上市後は扶桑薬品工業が日本、台湾、韓国での独占販売権を持つことになる。がん標的化ベクターの開発に成功すると、病巣局部にベクターを注射する必要がなく、臓器レベルや全身的投与(静脈内投与など)が可能になる。ベクターには組織壊死要因であるTNFα遺伝子を組み込む予定で、ベクターががん細胞に到達し結合すると、細胞内でTNFαたん白が精製されがん細胞を壊死させる。両社は97年に共同研究契約を結び、5年間で、大腸がんの肝移転に対する遺伝子治療用医薬品の候補物質について当局に確認申請。がん標的化ベクターについても従来から並行して共同研究を進めており、3年後の確認申請を見込んでいる。

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