エーシーニールセン 医師のeディテール意識調査
公開日時 2003/03/11 23:00
直接訪問と電子情報は半々で?―― 市場調査会社のエーシーニールセン・コーポレーションは3月11日、インターネットを使った医療情報提供に対する医師の意識をまとめた「eディテール・インパクト調査レポート」を販売すると発表した。医師1317人に、eディテールへのニーズ、実際の処方例数への影響、満足などを聞いて数値化した。調査の結果、製薬企業から提供される全情報量を100とした場合、「MRの直接訪問で50、eで50」で配分する「ハイブリッド型情報提供」へのニーズが高いことが分かった。また、ネット活用の情報提供で医師の8割が「処方に影響があった」と回答。提供情報の質は各企業間で格差が激しいと認識されている状況も明らかになった。また、ネットを通じで欲しい情報は、治療方法の解説・最新動向、関連領域の最新ニュース、学会・講演の動画配信などだった。同社は、3月17日から医療関連ビジネスや金融、コンサルティング会社などを対象に同レポートを販売。A4版50ページ、30万円。問い合わせは同社=電話03(5573)9308=へ。