厚労省 インフルンザ13県で患者報告増加
公開日時 2003/03/17 23:00
厚生労働省は3月17日までに、感染症週報03年第9週(2月24日~3月2日)を発表。インフルエンザの定点当たり報告数は13.3で、ピークの第4週(38.7)から徐々に減少した。前週(15.56)からさらに減ったが、減少のスピードはいくぶん緩やかになった。また、東北地方や九州地方などを中心に、前週より報告が増えた。定点当たり報告数が増えたのは、青森(16.55⇒17.12)、岩手(28.79⇒30.05)、秋田(29.69⇒32.35)、山形(28.69⇒30.29)、鳥取(14.79⇒15.14)、岡山(11.54⇒11.90)、山口(15.27⇒18.71)、徳島(22.50⇒26.00)、高知(15.86⇒17.45)、福岡(15.07⇒17.15)、佐賀(15.28⇒20.21)、熊本(12.46⇒12.90)、大分(12.74⇒25.24)の13県。また、これとは別に同省が学校での学級閉鎖などの状況を調べたインフルエンザ様疾患発生報告・第16週(3月2~8日)によると、この週新たに648施設(昨年同期1172施設)が休校、学級閉鎖などを実施。累積1万3076施設(同7229施設)となった。