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ケアネット 開業医対象に意識調査

公開日時 2003/03/16 23:00

開業医の37%はMRと没コンタクト?――。医療情報会社のケアネットは3月14日、診療所医師を対象に昨年11~12月実施した「開業医実態調査」結果を医薬専門ポータルサイト、「クラブケアネット」(http://club.carenet.co.jp/)で公開スタートした。後発薬(ジェネリック=GE)を積極的に処方しているのは全体の約3割で、高価な新薬を積極採用している医師とそれに消極的な医師はともに17%だった。調査は医薬品卸4社(アスティス、クラヤ三星堂、サンキ、スズケン)の協力で、診療所約5万件を対象に実施。02年の制度改正による患者動向の変化や、患者サービス向上に向けた診療所の経営努力などについて調べ、医師863人の有効回答を得た。それによると、開業医当たりのMR面談は平均して1日1回だが、「週6回以上」の医師が27%いる半面、「週0~2回」の医師が37%いた。また、医薬品卸のMSとの「情報提供を目的とした面談」も、30%が「週4回以上」と答えた一方で、「週0~1回」の医師も33%いて、MSが十分にMRの補完機能を担えていない実態が浮き彫りになった。GEを「積極的に処方する」と答えたのは29%。「積極的でないが処方することがある」の55%と合わせると、84%が処方に肯定的。GE処方が「来院患者数増加に貢献した」の回答が2%あったが、「減ってしまった」との回答も同様に2%あった。全体の68%は「あまり影響がない」との答えだった。高価な新薬の採用は、17%が「積極採用」の半面、同じ17%が「採用しない」と拮抗。ただ、専門性の明確な内科では、積極採用が24%と多めだった。残りの66%は、「他に適切な治療薬がない場合に採用」と答えた。

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