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ヤンセンファーマ 4期連続2桁増収、初の売上高500億円突破

公開日時 2003/03/26 23:00

ヤンセンファーマは3月26日、02年業績を発表した。売上高は528億円(27.7%増・決算ベース)で、99年以来の4期連続2桁増収。薬価ベースの売上高成長率は業界第2位。製品別売上高(薬価ベース)では、経口抗真菌剤イトリゾールが253億円(5.7%増)で、薬効群別市場NO.1.。抗精神病薬リスパダールは、148億円(47.5%増)と大きく伸長。7月に新規抗精神病薬では国内初の経口液剤リスパダール内服液1mg/mlも発売した。抗うつトレドミン(旭化成工業と並売)は22億円(37.1%)。3月発売の経皮吸収型持続性がん疼痛治療剤デュロテップパッチは39億円、外用抗真菌剤ニゾラールは23億円(6.6%増)。03年度の業績見通しについて関口康社長は、「今年1月からMRの担当施設を病院と開業医・薬局に分けたHP/GP制をスタート、営業組織改革を実施した」と述べ、GP市場での自販力と卸活動の強化と、主力のリスパダール、イトリゾールと、デュロテップパッチ等の既存品の売上拡大、高成長を目指すとした。MRを前年比100人増の620人体制とし、売上高(決算ベース)650億円(23.1%増)を見込む。イトリゾールは290億円(14.6%増)で引き続き薬効群別市場NO.1を維持 、リスパダールは200億円(35.1%増)で薬効群別市場NO1を目指す。デュロテップパッチは80億円(105.1%増)で、薬効群別市場のリーディングポジションの獲得を目指す。ニゾラールのローション剤が3月12日に承認を取得し、7月に発売予定。関口社長は「06年度売上高1000億円は、既存品の伸長、大型化が期待されるガランタミン、レミフェンタニル等の寄与で十分達成可能」とし、それを「1つの通過点として、国内でも存在感のある製薬企業をめざす」と語った。06年度MR体制は900~1000人の予定。

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