日本新薬 IgA腎症モデル動物を開発
公開日時 2003/04/06 23:00
日本新薬は4月4日、京都大学医学部との共同研究で開発したIgA腎症の自然発症モデル動物(HIGAマウス)が4月1日から日本エスエルシーから発売されたと発表した。HIGAマウスはその病態の進行がヒトのIgA腎症と酷似しており、有用な疾患モデル動物としてIgA腎症の発症機序の解明や治療法の研究に役立つという。価格は4週齢で1匹あたり4000円。週齢が経つと加齢飼育料が加算される。年間1000万円程度の売り上げを見込む。