日本ワイスレダリー 粗利率高い製品好調で43.7%増益
公開日時 2003/04/06 23:00
日本ワイスレダリーは4月4日、02年度決算(12月期)を発表。売上高 496億6300万円(7.5%増)営業利益 80億9600万円(21.4%増)税引前利益 68億400万円(38.0%増)当期利益 36億6900万円(43.7%増)経皮吸収型鎮痛消炎剤「セルタッチ」(2.0%増)が伸び悩んだものの、99年発売の活性型葉酸製剤「アイソボリン」(42.4%増)、抗リウマチ剤「リウマトレックス」(42.1%増)、明治製菓に導出する注射用カルバペネム系抗菌剤「オメガシン」などが伸長。アイソボリン、リウマトレックスは粗利益率が高く、税引前利益も大幅増を達成できた。同社はリウマチ治療薬「エタネルセプト」など03年から04年の新製品上市を中期的な経営戦略の核と位置付け。その他、抗うつ薬など新製品導入で、早期の売上高1000億円(薬価ベース)達成と、業界順位20位入りを目指す。