ファルマシア社 インスプラで死亡率が大幅改善
公開日時 2003/04/03 23:00
米国ファルマシア社は3月31日(現地時間)、心臓発作の経験者で心不全の初期合併症を抱える患者が、同社のインスプラ(一般名=エプレレノン錠剤)と既存の標準療法を併用することにより、生存の可能性がより高くなると発表した。「EPHESUS」という大規模臨床試験で得られた知見。インスプラによる治療を受けた患者は、既存の標準療法を適用した患者に比べ全死亡率が15%減少、主要評価項目である心血管系に起因する死亡率と入院頻度が13%減少した。アメリカ心臓病学会で結果が公表された。