ケアネット オンラインで検討会
公開日時 2003/04/17 23:00
医療情報ベンチャー、ケアネットは4月17日、衛星CSテレビとインターネットを連動した新しいスタイルの「ディベート型オンライン検討会」をスタートさせた。第1回のテーマは「高血圧患者に対し利尿薬を第一選択薬として用いるべきか」。専門医の間でも見解の分かれるとされる降圧薬選択について、東京都老人医療センター循環器科の桑島巌部長と、日本大学医学部の久代登志男助教授が、互いに異なった視点から討論した。従来の講演会、討論階では、演者からの一方通行の情報発信になりがちだったが、テレビとインターネットの特性を生かし、広域性、即時性に加え、双方向性の討論が可能になった。登録者はテレビ画面やインターネットで討論の様子を視聴、ネット上での投票を通じディベートに参加できる。検討会は毎回、医療・医学に関する1テーマに関し2人の論客が登場し、激論を交す。アクセスは同社の医療専用インターネット(http://club.carenet.co.jp/)で。