鳥居薬品 薬価改定・後発品で売上5.8%減
公開日時 2003/05/08 23:00
鳥居薬品は5月8日、03年3月期決算を発表。売上高 432億4500万円(5.8%減)営業利益 88億800万円(15.5%減)経常利益 89億4600万円(14.5%減)純利益 42億9900万円(11.9%減)主力のタンパク分解酵素阻害剤「注射用フサン」の売上が、薬価改定や後発品の影響で18.9%減。半面、痛風治療剤「ユリノーム」は0.2%の減にとどまり、シート状生物学的組織接着・閉鎖剤「タココンブ」は、20.0%増加した。次期は、競合後発品の影響を最小限にとどめるとともに、ユリノームなど主力品、その他既存品のシェア維持、拡大に努めることで、売上高426億円(1.5%減)、経常利益90億円(0.6%増)、純利益48億円(11.6%増)を見通す。