厚労省・薬食審部会 「グリベックカプセル」の効能追加了承
公開日時 2003/05/25 23:00
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会第二部会は23日、輸入会社の日本チバガイギーが申請していた、抗がん剤「グリベックカプセル100mg」(一般名:メシル酸イマチニブ)の、消化管間質腫瘍の効能追加(一変)を了承した。同剤は慢性骨髄性白血病を適応症に2001年11月承認、ノバルティス ファーマが販売する。この日の部会ではこのほか、いずれも血漿分画製剤の「献血ベニロン‐I」(化学及血清療法研究所)、「献血グロベニン‐I‐ニチヤク」(日本製薬)、「ポリグロビンN」(バイエル薬品)、「献血ヴェノグロブリン‐IHヨシトミ」「ヴェノブロブリン‐IH」(ベネシス)について、川崎病の急性期に対する2000mg/kg体重での単回投与の用法、用量追加を報告した。