厚労省 一般病床が療養病床の2.7倍
公開日時 2003/09/15 23:00
厚生労働省は9月12日、医療法改正に基づき同1日までに区分が義務付けられ
ていた病院の「旧その他病床」について、届け出の結果を発表した。「一般病
床」が92万2787床で全体(126億8957床)の72.7%、「療養病床」が残りの34
万6170床で27.3%。一般病床が療養病床の2.7倍になった。施設数では、一般
病床を届けたのは全体(8397ヵ所)のうち6485ヵ所、療養病床が4253ヵ所で、
2341ヵ所は両病床を持つ「ケア・ミックス」の施設。
全国の都道府県によると、届け出が必要な全病院について受理した。地域別で、
一般病床の割合が高いのは山形(85.3%)、宮城(84.3%)、青森(82.1%)
など。低いのは高知(48.2%)、山口(52.6%)、徳島(56.2%)などだった。