製薬協 日本人の薬物動態頻度解析データベースを開発
公開日時 2003/12/17 23:00
日本製薬工業協会とバイオ産業情報化コンソーシアム(JBIC)は12月17日、製
薬協下のファルマスニップコンソーシアム(PSC)が解析した日本人の薬物動
態関連遺伝子の一塩基多型(SNPs)頻度解析データをもとにデータベースを開
発したと発表した。PSCは、日本人約1000人の協力を得て、202種の薬物動態関
連遺伝子中に見つけた4272個のSNPsの頻度解析データを収集した。データベー
スは、12月19日からJBICが運営するバイオデータベース・システムから公開さ
れる。医薬品の有効性向上、副作用低減、効く人と効かない人の判定などへの
活用が期待されている。