厚労省・審議会 医師・歯科医師39人に行政処分
公開日時 2004/02/04 23:00
厚生労働省は2月4日、医道審議会医道分科会が同3日に決定した、医師・歯
科医師に対する行政処分の内容を発表した。診療報酬不正請求や刑事事件で、
医師23人、歯科医師13人について、免許取り消し、医業停止処分を決めた。こ
のうち、最も重い免許取り消し処分は4人(医師2人、歯科医師2人)で、準
強制わいせつ、覚せい剤取締法違反などいずれも刑事事件で有罪判決を受けて
いる。
この日の分科会では、行政処分を受けた医師、歯科医師に対する、知識、技量
や倫理に関する再教育についても議論。必要性については委員のおおむねの賛
成が得られた。教育の具体的な内容や方法については、次回以降の会合で方向
性を検討していく。