バイエルホールディング 新社長にアルオウフ氏 9月1日就任 現職と兼務
公開日時 2025/08/12 04:50

バイエルホールディングは8月8日、バイエル社医療用医薬品部門コマーシャルオペレーション・アジア太平洋地域(APAC)責任者および東南アジア諸国連合(ASEAN)代表のアシュラフ・アルオウフ氏がバイエル ホールディングとバイエル薬品の代表取締役社長に就任すると発表した。9月1日付。社長就任後も当面の間、現職の職務を継続する。なお、現社長のイン・チェン氏は8月31日付で同社を退職予定。社長交代の理由について、同社は「イン・チェン氏の退職に伴うもの」と説明している。
アルオウフ氏は1998年にシエーリング社(現ドイツ・バイエル社)に入社。これまで医療用医薬品部門マレーシア代表、オーストラリアのスペシャルティメディスン事業部長など医療用医薬品部門の要職を歴任。17年から19年までは、日本におけるバイエル薬品循環器領域事業部長を務めた。24年から現職。
アルオウフ氏は就任にあたり、「私たちは卓越したサイエンス力を通じて、患者さんならびに社会に価値あるインパクトをもたらすことを目指している。日本の皆さまの健康を守り、さらに増進していくために画期的なソリューションを届けていくことにコミットしていく」とコメントしている。