大日本製薬 研究開発費がピークアウトへ、利益回復基調に手ごたえ
公開日時 2004/11/04 23:00
大日本製薬は11月4日、05年3月期中間決算を発表した。「今年研究開発費が
ピークを迎えている。これを乗り切れば、経費面で研究開発費以外の削減も利
益を押し上げるため、利益に関しては来年度以降回復基調に手ごたえを感じて
いる」と述べるとともに、「10年以降新製品が大きく貢献していくイメージを
持っている」とした。
●〔連結中間業績(前期比)通期予想(前回)前期実績〕
売上高 802億1400万円(1.4%減)1710億円(1710億円)1708億4200万円
営業利益 42億500万円(1.8%減)
経常利益 43億3500万円(14.4%減)103億円(99億円)101億5500万円
純利益 26億3600万円(33.6%減)77億円(75億円)79億6700万円
●〔主要品売上高(前期)通期予想(当初)前期実績、単位:億円〕
(単体)
クラリシッド78(82)182(181)189
ガスモチン 77(81)160(160)157
うち輸出 2(4)5(5)5
エンシュア・リキッド72(71)137(128)138
プロレナール46(41)102(102)83
エバステル 31(42)90(92)102
エクセグラン30(31)60(51)59
うち輸出 12(14)25(18)25
グリミクロン26(25)50(48)50
セボフレン 22(21)42(42)41
ロペミン 16(15)32(30)32
セレネース 15(16)28(―)31
キュバール 13(9)32(32)15
モルヒネ製剤16(17)31(36)33
ガチフロ 6(5)14(21)13