感染研 CRS報告が10倍に
公開日時 2005/01/17 23:00
国立感染症研究所によると、04年第52週(12月20~26日)に大分県内で先天性
風しん症候群(CRS)の報告があり、1年間の報告数は10例になった。大分は、
03年末から04年初夏にかけて風しんの地域的な流行が見られた。10例のうち、
母親が予防接種を受けていたのは、本人の記憶のみに基づくものも含め3例。
不明が3例。受けていないのが、今回のケースを含め4例だった。
CRSは99年4月の感染症法施行以来、2000年から03年まで発生報告は毎年1例
だったが、04年は10倍になった。