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日本化薬 09年度後発品売上高を医薬事業部全体の2割に

公開日時 2005/10/11 23:00

日本化薬の取締役常務執行役員医薬事業本部の萬代晃本部長は10月11日の記者
懇談会で、抗がん剤などの後発品の製品ラインナップを拡充し、収益拡大を目
指す方針を強調した。今後5年間で8品目の上市を目指し、09年度に同事業部
の全売上高500億円のうち、2割程度(96億円)を後発品が占める見通し。一
方、将来の成長を牽引する新世代製品として期待するDDS製剤である「NK105」
(高分子ミセル化パクリタキセル)については、2011年に上市を目指すとの方
針を語った。

同社が販売する後発品は、メルクホエイから導入した「カルボメルク」(カル
ボプラチンの後発品)、「エピルビシンメルク」(ファルモルビシンの後発品)
の2品目で、05年度には売上高1億円を見込んでいる。抗がん剤やがん関連の
注射剤を中心に後発品の開発を進め、09年度には96億円の売上高を目指す。

一方、後発品以外では、既存品については05年度の294億円から09年度には246
億円に減少し、新製品は09年度までに21億円に拡大する見通し。将来の成長の
柱となるDDS製剤「NK911」(ドキソルビシン内包)、「NK105」(パクリタキ
セル内包)、「NK012」(カンプトテシン誘導体を内包)の3製剤を開発中。N
K911はフェーズ2の開発領域調査中で、NK105は来年3月には海外でのフェー
ズ2を開始(現在フェーズ1)し、2011年の発売を目指す。NK012は来年初め
にはフェーズ1をスタートする。

営業体制については、MR484人体制(うちがん専門MRは約90人)を維持しつつ、
学会などへの積極的な参加などを通じて、質の向上を図ることを強調した。

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