日本新薬 研開費増で減益、ウレスパン(過活動膀胱)の申請取り下げ
公開日時 2006/05/14 23:00
日本新薬は5月12日、06年3月期通期決算を発表した。研究開発費が100億円
台になり、減益要因に。申請中のウレスパン(過活動膀胱)について厚生労働
省から追加試験を要求されたのが理由。結局期待した結果が出ず、申請を取り
下げることを決めた。今期の研究開発費は88億円になり、これが増益の主要因
となる。
●〔連結業績(前期比)06年度予想〕
売上高 539億4600万円(0.6%減)555億円
営業利益 26億5500万円(42.2%減)44億円
経常利益 29億9200万円(35.7%減)47億円
純利益 16億1100万円(71.4%減)26億5000万円
●〔主要品(前期)06年度予想、億円〕
エビプロスタット 63.76(66.17)61.00
ハイペン 50.27(48.44)50.00
セレクトール 40.88(42.64)41.00
ブラダロン類 40.36(38.08)40.00
ガスロンN類 37.03(36.18)37.00
エストラサイト 30.41(31.23)30.00
セファドール類 30.17(30.58)29.00
キロサイド類 26.50(27.40)26.00
レフトーゼ類 23.02(24.55)22.00
バイナス ―(―)18.00
アズノールうがい液15.14(13.78)17.00
オークル 10.72(12.33)10.00
オドリック 8.83(9.89)8.00
グリコラン 8.11(6.66)8.00
リボスチン点眼液 12.36(17.36)12.00
同点鼻液 5.65(9.83)6.00