久光製薬・中計 HKT-500(鎮痛消炎)で米国本格進出へ
公開日時 2006/05/22 23:00
久光製薬は5月22日、07年2月期から09年2月期までの3年間の中期経営計画
を発表した。世界最大の米国市場での医療用医薬品事業開拓が重要な意味を持
つと強調。米国でのHFG-512(フェンタニル、強鎮痛、申請中)とFS-67(サリ
チル酸、鎮痛消炎、申請中)の承認取得・販売展開に続き、HKT-500(ケトプ
ロフェン、鎮痛消炎、フェーズ3)を本格的な米国進出テーマと位置づけ、最
注力する方針を明記した。
国内営業面ではモーラス群、同テープ群、ナボールパップで第二世代外用鎮痛
消炎剤の市場シェア50%、売上770億円(薬価ベース)の獲得を目標に掲げた。
●〔連結業績予想、単位:億円〕
07年2月期
売上高 1071
医薬事業部(単体)775
営業利益 246
経常利益 254
純利益 145
08年2月期
売上高 1140
医薬事業部(単体)830
営業利益 266
経常利益 271
純利益 156
09年2月期
売上高 1170
医薬事業部(単体)850
営業利益 273
経常利益 278
純利益 160