武田薬品米子会社 覚醒障害治療薬プロビジルをコ・プロモーション
公開日時 2006/06/13 23:00
武田薬品工業は6月13日、米子会社TPNA(武田ファーマシューティカルズ・ノ
ース・アメリカ)が、米セファロンが販売している覚醒障害治療薬プロビジル
のコ・プロモーションを実施すると発表した。05年のプロビジルの売上は全世
界で5億1280万ドル、米国で4億7500万ドルだった。TPNAは販売額に応じたロ
イヤルティを受領する。契約期間は3年間(延長可能)。
TPNAのMR数は自社2000人、CSO活用500人の2500人体制。自社MRのうち昨年9月
に発売した不眠症治療薬ロゼレムを担当する500人が、プロビジルのプロモー
ションにもあたる。TPNAは「プロビジルがロゼレムを販売している当社のポー
トフォリオに加わり、睡眠・覚醒サイクルで各製品がそれぞれの役割を果たす
ことができる」としている。
セファロンは、申請中のヌビジル(予定適応:ナルコレプシー、交代性勤務睡
眠障害及び閉塞性睡眠時無呼吸/呼吸低下症候群に伴う過度の眠気の改善)に
ついてTPNAとコ・プロモーションを行うオプションを持つ。