06年卸連経営アンケート 売上総利益率は微減 適正価格取引が奏功
公開日時 2006/08/22 23:00
日本医薬品卸業連合会が8月22日に発表した06年「卸経営に関するアンケート」
によると、会員企業70社の売上総利益率は前年比0.05ポイント減の7.91%とほ
ぼ横ばいだった。昨年は国立病院機構本部や調剤薬局チェーンの一括購入など
で値崩れを起こしたため、売上総利益率が調査開始以来初めて8%を割り込ん
だが、今年は各企業が医療機関と適正価格での取引に努めたことで微減にとど
まった。
アンケート調査は今年4月、会員会社131社に調査票を配布して70社から回答
を得た(回答率は54.19%)。昨年に比べ合併や事業再編などで回答企業は11
社減った。