中医協 慢性期入院医療の包括評価、患者分類見直しを検証へ
公開日時 2006/09/20 23:00
中医協は9月20日、06年度診療報酬改定で、医療の必要性(医療区分)や高齢
者の生活自立度を示すADLの状況(ADL区分)などを基に患者分類手法を見直し
た慢性期入院医療の包括評価(療養病棟入院基本料)について、検証調査の内
容を決めた。新たに設定された患者分類手法について、導入に伴う職員配置・
患者構成・コスト変動、医療区分・ADL区分の妥当性、導入前後の医療の質の
変化などの観点から検証を行う。年度内に報告書を出す予定。
この日の中医協はまた、手術件数の多さと成績の向上の因果関係を調べること
も決めた。結果次第だが、06年度改定で一旦廃止した手術加算が次期改定で復
活する可能性がある。