厚労省 新薬加算率が拡大、改革前後で「約10%」
公開日時 2006/10/25 23:00
厚労省は10月25日、06年度薬価制度改革の前後に新薬薬価の「加算率」がどう
変化したのかを分析した調査を公表した。平均加算率は制度改革前(04年6月
~05年12月)には5.4%(加算対象13成分)だったが、改革後(今年4月~9
月)は15.7%(7成分)に拡大した。同日の中医協薬価専門部会で明らかにし
た。
今年4月の薬価制度改革では画期性加算や有用性加算の加算率を引き上げたほ
か、加算要件を緩和するなど、新薬の加算を改善する政策が実行された。