武田薬品 アクトスのCHICAGO試験、動脈硬化進展を抑制
公開日時 2006/11/14 23:00
武田薬品は11月14日、米国心臓学会議でアクトス(2型糖尿病)が動脈硬化の
進展を抑制するデータが示されたと発表した。CHICAGO試験の結果で、主要評
価項目を頸動脈内膜中膜の肥厚度(IMT)として、心血管疾患を伴わない2型
糖尿病患者462人を対象にアクトス群とグリメピリド群(SU薬)で比較したと
ころ、アクトスはIMTの進展を有意に抑制した。また、善玉脂質であるHDL-Cは
アクトス群で12.8%増加(対照群は1.1%低下)した。