中医協・後発品使用状況調査 薬局の後発品変更割合にばらつき
公開日時 2007/01/31 23:00
中医協診療報酬改定結果検証部会は1月31日、後発医薬品の使用状況調査の結
果概要(速報)をまとめた。調査は全国の保険薬局1000施設を対象に昨年11月
に実施、635施設から回答を得た。それによると、1ヵ月間の処方せん枚数全
体(96万9365枚)に占める、医師が後発品への変更を認めた割合は17.1%(16
万5402枚)で、そのうち実際に後発品に変更した割合は5.7%(16万5402枚中、
9452枚)にとどまった。
後発品への変更を経験した薬局数は298施設あったが、変更割合は5%未満(7
8施設)~90%以上(41施設)まで薬局によってばらつきがある。
後発品調剤に伴う薬剤料に関しては、約3分の1の費用抑制効果があることが
わかった。