米メルクの06年業績 純利益4%減、ゾコール特許切れ響く
公開日時 2007/02/01 23:00
米メルクが1月30日発表した06年1―12月期決算によると、売上高は前期比3%
増の226億3600万ドル、純利益は4%減の44億3400万ドル。
10―12月期は売上高が前年同期比5%増の60億4400万ドル、純利益は58%減の
4億7400万ドル。大幅減益は米国で6月に特許が切れたゾコール(スタチン系)
の減収、バイオックス(COX-2)やフォサマックス(骨粗鬆症)の訴訟関連費
用の計上が要因。ゾコールの売上は65%減の3億7900万ドル、うち米国で80%
減の1億6100万ドル。