厚労省・安全性情報 ランソプラゾールなどの添付文書を改訂
公開日時 2007/03/22 23:00
厚生労働省は3月22日、医薬品・医療機器等安全性情報(No.234)を公表した。
消化性潰瘍剤ランソプラゾール(タケプロンなど)およびランソプラゾール
(ランサップ)を含むヘリコバクター・ピロリ除菌療法に関して、03年4月~
06年12月に間質性腎炎が5例(死亡例なし)報告されたことから、添付文書の
「重大な副作用」に追記した。
ツムラと太虎精堂製薬が販売する漢方製剤「潤腸湯」については、03年4月~
06年12月で間質性肺炎が2例(死亡例はなし)報告されたことから、「重大な
副作用」に追記。また、ツムラの漢方製剤「清肺湯」についても03年4月~07
年1月で肝機能障害・黄疸が2例(死亡例はなし)報告されたことから、同様
に「重大な副作用」に追記した。