ワイス 07年に国内で5品目申請へ
公開日時 2007/04/19 23:00
米ワイスのロバート・R・ラフォロー上級副社長兼研究開発部門プレジデント
は4月18日都内で会見し、世界同時開発や積極的な投資により、日本を含め開
発生産性が大幅に向上したことを強調した。全パイプラインの世界同時開発を
目指し、欧米と同時期に日本でもフェーズ1に着手、昨年中に15件のフェーズ
1を開始したことを明らかにした。また、07年には日本で5品目の承認申請を
予定。
グローバルでは、申請中が9品目(フェーズ1は22、フェーズ2は11、フェー
ズ3は15)で、07年に5品目、08年に6品目の承認を見込むとした。ラフォロ
ー氏は「強力なパイプラインにより他社の追随を許さない状況であり、将来に
わたって磐石な基盤ができあがっている」と自信を示した。
07年の日本での申請予定品目は▽トリセル(腎細胞がん、第2四半期)▽プレ
ベナー(小児・子児向け肺炎球菌感染予防ワクチン、第3四半期)▽タイガシ
ル(注射用抗生物質、第4四半期)▽ビビアント(骨粗しょう症予防薬、第4
四半期)▽ベネフィックス(血友病治療薬)――。日本を含めグローバルで12
品目の承認申請を計画。