製薬協 8割の企業が女性MRの定着率改善が必要
公開日時 2007/11/14 23:00
日本製薬工業協会が11月14日の総会で示した、会員会社(56社が回答)を対象
に実施した「女性MRに関する現状調査」報告によると、女性MR数は5432人で全
体(4万7660人)の11%だった。女性MRが20%以上を占める企業も6社あった。
女性MRマネージャー数は32人にとどまっている。
06年度の採用女性MR数は1197人で全体(3139人)の38%に達した。8割の企業
が女性MRの定着率改善が必要と回答。定着率が良くない理由(複数回答)とし
て出産後の両立困難(32%)、結婚後の両立困難(29%)、勤務が不規則(15%
)、転勤を嫌う(6%)、上司の指導不十分(6%)、セクハラ等ストレスが
多い(5%)などがあがった。
なお、MR教育センターによる製薬企業211社、CSO18社の計229社(回収率98.3%)
を対象にしたアンケート調査では、07年3月末現在の女性MR数は6038人で全体
の10.7%だった。