田辺三菱製薬 カナダ社から二次性副甲状腺機能亢進症治療薬を導入
公開日時 2008/07/30 23:00
田辺三菱製薬は7月30日、カナダのサイトクローマ社が同国で開発中の二次性
副甲状腺機能亢進症治療薬CTA018を導入すると発表した。米国及び日本を含む
アジアでの独占的開発・販売権を取得。田辺三菱は契約金、開発の進捗に応じ
た一時金、サイトクローマ株式取得で最大1億500万カナダドルを支払う。全
く新しいタイプのビタミンD誘導体。慢性腎不全での副甲状腺ホルモンの増加
は、繊維性骨炎や血管及び軟組織石灰化のリスクを増大させるが、既存のビタ
ミンD製剤に比べ、より強力な同ホルモン低下作用と優れた安全性が期待され
るとしている。