メルクセローノ 領域専門の教育担当によるMR教育実施へ
公開日時 2008/10/02 23:00
10月1日で発足1周年を迎えたメルクセローノは、新製品が増えてきているこ
とにあわせMRを含めた社員の増員を図る方針だ。そのため、人材育成の専門部
署を新設し、専門性の高い人材育成に注力することになった。その中でがんや
不妊など領域専門の教育担当によるMR教育制度を導入する。
同社は最近では分子標的型大腸がん治療薬アービタックス、急性シアン中毒解
毒剤シアノキット注射用セットを発売。成長ホルモン剤専用注入器イージーポ
ッドや男性不妊治療に用いるゴナールエフ皮下注ペンの申請など、海外製品の
日本への導入を進めている。ゴナールエフの女性不妊治療への適応拡大申請に
ついても年度内を予定している。
事業拡大に伴い人材育成の強化も必要と判断し、その専門部署として「コーポ
レート・ディベロップメント部門」を新設した。現在MR数は80人で領域別の担
当ごとに活動している。増員計画は明らかにしていない。