オリンパス、カプセル内視鏡発売 日本メーカーでは初
公開日時 2008/10/14 23:00
オリンパスは10月15日、日本メーカーでは初のカプセル内視鏡を発売する。通
常の内視鏡に匹敵する高画質が特徴。高解像度CCDカメラと照明を内蔵した長
さ26mmのカプセルを飲み込み、約8時間かけて小腸を計6万枚撮影。画像はカ
プセル本体から受信装置に蓄積され、医師が診断する。原因不明の消化管出血
に対する検査に用いる。
価格はシステム全体で533万9250円。年100台の売上が目標で、主に大学病院な
どからの需要を見込む。健康保険が適用され、検査料が7万7200円、技術料が
1万7000円。小腸用のカプセル内視鏡では昨年、イスラエルのギブン・イメー
ジング社が日本で承認を受けている。