田辺三菱・4-9月期 売上原価悪化で営業利益14.2%減
公開日時 2008/10/30 23:00
田辺三菱製薬が10月30日に発表した09年3月期第2四半期決算(4―9月)は、
主力品で関節リウマチなどに用いるレミケードや麻疹風疹混合ワクチンミール
ビックが大幅に伸長したものの、約5%の薬価改定の影響や、レミケードなど
原価率の高い製品の伸びが原価アップにつながったため減収減益となった。純
利益の減少には早期退職による特別退職金として39億円を特別損失に計上した
ことが影響した。
〔連結業績(前年同期比)〕
売上高 2063億3900万円(0.7%減)
営業利益 340億7500万円(14.2%減)
経常利益 351億4000万円(12.6%減)
純利益 163億8100万円(19.5%減)
〔国内4―9月(前年同期比%)通期予想(前回予想)、億円〕
レミケード 177(31.5)373(357)
ラジカット 139(-5.0)287(293)
アンプラーグ 91(-1.1)186(202)
ウルソ 80(-4.3)164(180)
セレジスト 82(3.9)163(153)
タナトリル 61(-5.6)119(126)
ヘルベッサー 60(-10.5)120(120)
デパス 59(1.3)119(123)
ヴェノグロブリン 56(-11.8)110(122)
メインテート 50(-3.5)100(101)
サアミオン 42(-18.0)81(86)
リプル 43(-6.5)87(87)
タリオン 35(13.3)102(108)
オメプラゾン 28(-12.2)59(64)
テオドール 26(-14.9)52(44)
ノイアート 28(-3.4)58(55)
ガストローム 23(-18.5)44(50)
フルカリック 23(-15.2)45(49)
ノバスタン 15(0.0)32(34)
ワクチン 103(50.1)207(163)
ジェネリック 19(7.1) 42(59)