小野薬品・第2四半期 薬価改定の影響などで大幅減益
公開日時 2008/11/06 23:00
小野薬品が11月6日に発表した09年3月期第2四半期(4-9月)決算は、主
力品での薬価改定の影響などで減収減益となった。末梢循環障害改善剤オパル
モン錠、頻脈性不整脈治療剤注射用オノアクトは売上を伸ばしたものの、薬価
が約10%下がったオノンカプセル、同ドライシロップは大きく減らしたほか、
糖尿病性神経障害治療剤キネダックも8.3%減となった。通期は主力品の拡販
に努めるとしているが、後発品使用促進策の進展や競合品との競争激化で減収
減益の見込み。
〔連結業績(前年同期比)通期予想(前回予想)〕
売上高 659億9300万円(7.5%減)1344億円(1344億円)
営業利益 207億1100万円(21.8%減)396億円(396億円)
経常利益 224億7800万円(19.6%減)426億円(426億円)
純利益 138億8300万円(19.2%減)272億円 (284億円)
〔4―9月(前年同期比%)通期予想(前回予想)、億円〕
オパルモン 191(3.8)393(393)
オノン 106(-14.3)209(209)
同ドライシロップ 39(-24.2)81(81)
キネダック 82(-8.3)160(160)
エラスポール 24(-7.5)57(57)
オノアクト 13(50.5)32(32)
ステーブラ 6(-)24(24)