仏サノフィ 抗不整脈薬ドロネダロン、総入院数と入院期間を減少
公開日時 2008/11/16 23:00
仏サノフィ・アベンティスは11月11日、欧米で承認申請中の抗不整脈薬ドロネ
ダロン(製品名:ムルタック)を投与した心房細動・心房粗動患者が、投与し
なかった患者群と比較して総入院日数を28%減少させたと発表した。同剤を投
与することで心房細動に関係する入院の37%、同疾患に関係しない心血管系の
原因による初回入院を14%それぞれ減らしたとした。37ヵ国4628人の患者を対
象に行われたATHENAスタディの事後解析により分かったもの。米ルイジアナ州
ニューオリンズで開催された米国心臓協会のセッションで発表された。