製薬協まとめ 海外売上高10.3%増、上位14社の第2四半期
公開日時 2008/11/17 23:00
日本製薬工業協会が11月17日に発表した加盟上場企業の売上上位14社の第2四
半期決算のまとめによると、薬価改定の影響で国内売上高は1.3%増と低成長
にとどまる一方、海外に販路を持つ大手を中心とした海外売上の伸びで海外売
上高は10.3%の伸びとなった。
14社合計の売上高は3兆4100億円で4.7%増の一方で、大手の海外ベンチャー
企業の買収などで研究開発費などの費用が増大したことから経常利益は前年同
期より35.0%減の5785億円となった。通期もこの基調で推移し、売上高は6兆
8304億円の4.9%増、経常利益は1兆1897億円の19.1%減の見込み。