中外製薬 アバスチン、肺がんの適応拡大を申請
公開日時 2008/11/26 23:00
中外製薬は11月26日、抗悪性腫瘍剤アバスチンの非小細胞肺がんに対する効能
追加申請を厚生労働省に行ったと発表した。国内では07年4月に大腸がんの承
認を取得している。また、乳がん、胃がん(多国籍共同治験)を対象に開発中。
いずれもがん部位別で患者数が上位に位置する。なかでも肺がんは部位別死亡
数が1位であり、10年には年間新規罹患患者数が9万9000人に上るとの推計も
ある。
欧米では大腸がん、非小細胞肺がん、乳がんなどが既に承認されている。