傷病による就業不能時の所得補償保険のマーケティング事業を展開するアドバ
ンテッジ・リスク・マネジメントは７月７日、従業員の精神疾患リスクを測定
できる「SMART（スマート）」を開発、発売したと発表した。販売は子会社の
フォーサイトが行う。

SMARTは、30～100問の簡単な設問に解答することで、大うつ病性障害、社会不
安障害、パニック障害、アルコール依存症、強迫性障害、心身症、適応障害の
７つの疾患リスクを測定する。精神疾患の高リスク層を把握し、早期に対応す
ることで、メンタル不調者の発生・重症化を未然に防止し企業の安全配慮義務
の遵守を支援するのが狙い。１人あたり3000円で販売し、年度内は2000万円の
売上を見込む。