【MixOnline】パンくずリスト
【MixOnline】記事詳細

後発品追補収載 ビラノア後発品に10社13品目 薬価は先発品の0.4掛け ニプロのフォシーガAGも

公開日時 2026/06/11 04:53
厚生労働省は6月11日、2026年6月の後発品の薬価基準追補収載を官報告示した。12日に収載する。初めて収載される後発品(以下、初後発品)は10成分39品目。参入企業数が最も多いのは抗アレルギー薬・ビラノア錠/OD錠の後発品で、第一三共のオーソライズド・ジェネリック(AG)を含む10社13品目が参入する。このほか、25年12月に初めて後発品が登場したSGLT2阻害薬・フォシーガ錠5mg/10mgで今回、5社の後発品が収載され、この中にニプロのAGが含まれる。

今年10月以降に新たに収載されるAGの薬価は、先発品と同額になる。このため、先発品の0.5掛け(内用薬で銘柄数が7を超えたものは0.4掛け)で算定されるAGは、今回が最後となる。

文末の「関連ファイル」に、26年6月追補収載の初後発10成分の一覧表などを掲載しました(会員のみダウンロードできます。無料トライアルはこちら)。

◎ビラノア後発品 OD錠の薬価は1錠17.7円

大鵬薬品が製造販売するビラノア(一般名:ビラスチン)の後発品の収載企業は、キョーリンリメディオ、沢井製薬、第一三共エスファ、ダイト、高田製薬、辰巳化学、東和薬品、日新製薬、Meiji Seika ファルマ、陽進堂ホールディングスーーの10社。全社がOD錠の後発品を投入。沢井製薬、第一三共エスファ、Meiji Seika ファルマの3社は通常錠も投入する。後発品の薬価は、ルールに基づき先発品の0.4掛けとなり、OD錠は1錠17.7円となる。

◎デザレックスに3社、レボレードに4社の後発品 ヤーズフレックスにAG

ビラノア以外の初後発品は、▽抗アレルギー薬・デザレックス錠(デスロラタジン)、▽トロンボポエチン受容体作動薬・レボレード錠(エルトロンボパグ オラミン)、▽抗てんかん薬・フィコンパ錠/細粒(ペランパネル水和物)、▽多発性硬化症治療薬・イムセラカプセル/ジレニアカプセル(フィンゴリモド塩酸塩)、▽過活動膀胱治療薬・トビエース錠(フェソテロジンフマル酸塩)、▽本態性血小板血症治療薬・アグリリンカプセル(アナグレリド塩酸塩水和物)、▽子宮内膜症に伴う疼痛、月経困難症の治療薬・ヤーズフレックス配合錠(ドロスピレノン・エチニルエストラジオール ベータデクス)、▽ホモシスチン尿症治療薬・サイスタダン原末(ベタイン)、▽抗てんかん薬・ビムパット点滴静注(ラコサミド)――となる。

オルガノンが製造販売するデザレックス錠5mgには、沢井製薬、東和薬品、日本ケミファの3社3品目の後発品が参入する。

ノバルティス ファーマのレボレード錠12.5mg、同25mgには、日医工、沢井製薬、東和薬品、富士製薬の4社8品目の後発品が参入する。富士製薬はトーアエイヨーと販売提携しており、富士製薬がレボレード後発品の製造販売承認の保持及び安定供給を担い、トーアエイヨーが販売及び情報提供活動を行う。

エーザイのフィコンパの細粒、同2mg錠、同4mg錠には共和薬品と高田製薬の2社6品目の後発品が参入する。後発品の薬価は、ルールに基づき、先発品薬価から革新的新薬薬価維持制度(旧新薬創出等加算)による加算分を差し引いた上で0.5掛けした額となる。なお、フィコンパには点滴静注製剤もあるが、再審査期間が30年1月までのため、今回は経口剤に対する後発品の参入となる。

田辺ファーマとノバルティス ファーマが共同販売しているイムセラカプセル0.5mg/ジレニアカプセル0.5mgには、沢井製薬と東和薬品の2社2品目の後発品が参入する。この後発品薬価も、先発品薬価からこれまでの加算分を差し引いた上で0.5掛けした額となる。

◎トビエース、アグリリン、ヤーズフレックス、サイスタダン、ビムパット点滴静注に各1社参入

トビエース、アグリリン、ヤーズフレックス、サイスタダン、ビムパット点滴静注は、いずれも1社の後発品が収載される。また、いずれも先発品は革新的新薬薬価維持制度対象品目のため、後発品薬価は、先発品薬価からこれまでの加算分を差し引いた上で0.5掛けした額となる。

ファイザーのトビエース錠4mg、同8mg、及び武田薬品のアグリリンカプセル0.5mgには、いずれも沢井製薬の後発品が参入する。バイエル薬品のヤーズフレックス配合錠には、バイエルグループのバイエルライフサイエンスのAGが登場する。

レコルダティ・レア・ディジーズ・ジャパンのサイスタダン原末には、王子ファーマの後発品が参入する。王子ファーマにとっては国内第一号製品でもある。

ユーシービージャパンのビムパット点滴静注100mg、同200mgには、日新製薬の後発品が参入する。なお、ビムパットの錠剤及びドライシロップの後発品は25年12月に収載・上市されている。

◎フォシーガにキョーリンリメディオ、第一三共エスファ、東和薬品、日新製薬、ニプロの後発品登場

このほか、厚労省によると、アストラゼネカが製造販売するフォシーガに今回、キョーリンリメディオ、第一三共エスファ、東和薬品、日新製薬、ニプローーの5社の後発品が収載される。ニプロのフォシーガ後発品はAGとなる。フォシーガ後発品は25年12月に沢井製薬とT‘sファーマの製品が収載・上市されており、先行2社を追う形で5社が参入する。後発品の適応症は「2型糖尿病」のみのいわゆる虫食い効能となっている。

【訂正】下線部に誤りがあり、訂正しました(6月11日9時15分)。
プリントCSS用

 

【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
【MixOnline】記事評価

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(5)

1 2 3 4 5
悪い 良い
プリント用ロゴ
【MixOnline】誘導記事
【MixOnline】関連(推奨)記事
【MixOnline】関連(推奨)記事
ボタン追加
【MixOnline】記事ログ
バナー

広告

バナー(バーター枠)

広告

【MixOnline】アクセスランキングバナー
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
記事評価ランキングバナー