リリー09年上半期業績 シンバルタとアムリタが好調で増収増益
公開日時 2009/07/31 04:00
米イーライリリーの09年上半期業績は、売上高は4%増の103億3900万ドル、純利益は22%増の24億7100万ドルとなった。業績を大きく貢献したのは大うつ病・糖尿病性末梢神経障害疼痛治療薬シンバルタと抗がん剤アムリタの売上増。
両剤とも為替の影響を受けながらも需要増で相殺しシンバルタは、15%増の14億5300万ドル。アムリタは、38%増の7億2000万ドル。糖尿病治療薬ヒューマログも10%増の9億2800万ドルとなり、シンバルタを含め米国内では正味価格の上昇も寄与した。
23億2600万ドルを売り上げた抗精神病薬ジプレキサは1%減で、米国内の正味販売価格の上昇はあったものの、米国外での為替による影響が大きかったようだ。