大塚製薬 定量噴霧式製剤メプチンの新製剤を発売
公開日時 2009/09/28 04:00
大塚製薬は9月28日からβ2刺激剤メプチン(一般名:プロカテロール塩酸塩水和物)でドーズカウンターを装備した新製剤の定量噴霧式製剤(メプチン10μgエアー100吸入、同キッド5μg100吸入)を発売する。同剤は気管支喘息の発作時に使用する薬剤で1製剤につき100回の使用が可能。これまで薬剤の残りの使用回数を患者自身が確認できなかったが、カウンターをつけることで改善した。
メプチンは錠剤やシロップ、ドライシロップ、吸入液、ドライパウダー吸入剤など11製剤のラインナップがある。大塚製薬広報によると、ブランド全体の売上高は薬価ベースで75億円。その約4割が噴霧式製剤だという。当面は従来製品との併売となるが、最終的には新製剤に切り替えていく方針。