価値訴求時代に求められる戦略マーケティング 処方分析でMR力向上
公開日時 2010/06/01 04:03
本誌が行った独自調査によると、臨床医の72%が大規模臨床試験のエビデンスにより処方の変更を経験していることが分かった。4月からの新薬創出加算の試行的導入により、新薬のプロモーションはこれまで以上に価値が求められる時代となった。製薬業界が悲願として導入したこの制度を浸透させるか否かはMRにかかっているといっても過言ではない。新薬の価値を医師や薬剤師が見極める時代に、MRはどのような情報を提供すべきか。戦略的なマーケティングの手法も単なるデータ分析にとどまらず、処方分析やクロスメディアなどに広がりを見せている。6月1日発売のMonthlyミクス6月号では「新営業戦略への転換」と題し、価値訴求時代に求められる戦略的マーケティングの手法を臨床医に行った調査結果を交えて分析した。