杏林と小野 過活動膀胱治療薬の口腔内崩壊錠を発売
公開日時 2011/04/07 04:00
キョーリン製薬ホールディングスと小野薬品は4月5日、過活動膀胱治療薬イミダフェナシン(一般名)の口腔内崩壊(OD)錠を発売したと発表した。イミダフェナシンは杏林製薬が創製し、両社で開発したもの。既存品にOD錠を追加することで、嚥下機能が低下した患者や水分摂取を控えてい
る患者にも飲みやすくする。
販売名は杏林製薬の製品がウリトスOD錠0.1mg、小野薬品の製品がステーブラ錠OD錠0.1mg。薬価は0.1mg96.50円。1日2回、朝食後と夕食後に投与する。通常錠は07年6月に発売しており、09年度売上高はウリトス37億円、ステーブラ46億円。