【World Topics】オバマケア登録者330万人に:第4弾連邦レポート
公開日時 2014/03/03 03:50
米国政府の発表によれば、連邦政府および州政府が運営するオンライン医療保険購入サイトから医療保険を購入した米国民は2014年2月1日現在で330万人となった。(医療ジャーナリスト 西村由美子)
http://aspe.hhs.gov/health/reports/2014/MarketPlaceEnrollment/Feb2014/ib_2014feb_enrollment.pdf
登録者数の内訳は、州政府が運営するサイト(State- Based Marketplaces: SBM)からの登録者数が約140万人、連邦政府直轄のサイト(Federally-facilitated Marketplace : FFM)からの登録者数がおよそ190万人。登録者の年齢構成は州サイト、連邦サイトともに共通の傾向で、SBMでは17歳以下が6%、18歳-34歳が25%、35歳以上が68%であるのに対し、FFMではそれぞれ5%、25%、70%である。男女比では女性がやや多い(SBMでは53%、FFMでは56%)。登録者の82%はなんらかの経済的な支援措置を受けることになっており、したがい、もっとも多く選択されているのはいわゆるシルバープラン(相対的に低価格)の医療保険である。
2013年10月にサイトがオープンしてから、14年2月1日までのサイト訪問者数は合計で63,921,542人(SBM 19,557,165人、FFM 44,364,377人)、電話での問い合わせは15,707,711件(SBM 5,045,180件、FFM 10,662.531件)であった。