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グローバル展開で革新的新薬を低コスト・短期間で上市 強力なパイプラインを擁してがん領域のリーダー企業へ  (1/2)

最新のがん治療薬を世界中の人たちに

公開日時 2024/05/13 09:00
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提供:BeiGene Japan合同会社

BeiGene(ベイジーン) は、グローバルを舞台に革新的ながん治療薬を開発し、急成長を続けるがん治療に特化した企業である。世界でも最大規模のがん治療に特化した研究開発チームを有し、主力品の一つであるBTK阻害薬ブルキンザ(一般名:ザヌブルチニブ)は世界70カ国・地域で承認を受けているほか、後続に控える開発パイプラインは優に50を超える。がん治療薬の研究開発を短期間でリードする企業に成長できたのは、世界中のがん患者に優れた治療薬を低コストで届けるというミッションへの強い思いと、これまでの医薬品開発の既成概念や形態にこだわらず、イノベーティブな思考や組織づくりでパラダイムシフトを起こし続けてきた結果にほかならない。同社のグローバルにおける戦略と取り組みについてCEOのジョン・V・オイラー氏に話を聞いた。

臨床試験のグローバル化で
コスト圧縮
BeiGeneは「革新的ながん治療薬を開発し、世界中の患者にアクセスビリティを向上させ、手の届く価格で提供していくこと」をミッションに掲げ、2010年に創立。現在の社員数は1万人を超え、5大陸40以上の拠点で医薬品開発や上市などに向けた活動を展開している。

「世界の多くのがん患者さんにとって、最新のがん治療薬へのアクセスは容易ではありません。これらの患者さんにも薬剤を届けていくために、開発からデリバリーまでの全てのプロセスを見直し、パラダイムを変えていく必要があります」とBeiGene会長兼CEOのジョン・V・オイラー氏は強調する。

実際、同社は高い開発力に加え、イノベーティブな組織カルチャーを併せ持つ企業だ。その特筆すべき試みの一つは、医薬品開発費の75%以上を占める臨床試験関連のコスト圧縮を目指し、臨床試験の進め方そのものを変革しようとしている点である。具体的には、欧米だけでなく、南米や中東、東南アジアなどの新興国でも患者登録を行っており、これまで45以上の国や地域から22000人超の患者が臨床試験に参加しているという。

「臨床試験をグローバルに展開することによって、全体的なコストを下げるだけでなく、欧米の施設に依存するシステムからの脱却が可能になります。結果的に薬価自体の低下につながると考えています。また、臨床試験に掛かる時間の短縮化にも取り組んでいます」(オイラー氏)。

グローバル化は臨床試験に限った話ではなく、その国々での上市も視野に入れている。例えば、国力やその国の状況を鑑みながら価格調整を行うなどにより、新興国の患者さんにも革新的な新薬を手の届く価格で迅速に提供していくという同社のミッションを実現していく構えだ。
4000人超の
研究・開発チームを保持
もともと創業当初より臨床的なケイパビリティを世界中に浸透させていくというビジョンとコンセプトを有していたという。あえて本社機能を定めていないことからも、グローバル企業に成長していくという姿勢や思いが見てとれる。

「当社の投資家の方たちはほとんど米国人ですが、米国の企業ではありません。本社はどこですか?と問われたらユナイテッド航空、コロナ禍の少し前からはZoomと回答するようにしています。リーダーシップチームもグローバルから非常に多様な背景を持っている方々が集まり、ミッションとビジョンを共有しながら、世界の至るところでしっかりと舵取りを行っています」とオイラー氏は話す。

1万人以上いるスタッフのうち、研究チームに1100人、開発チームに3000人と、業界で最大規模のがん治療に特化した研究・開発チームを有していることも特徴の一つだ。こうした強みを背景に、業績も急速に伸長している。2023年第3四半期の売上高は全世界で7億8100万ドルを計上。うち、血液がんの治療薬であるBTK阻害薬ブルキンザ(一般名:ザヌブルチニブ)が、成長カーブが伸びきっていない国が大半であるにもかかわらず2億7千万ドルの売上を記録している。

ブルキンザは慢性リンパ性白血病(CLL)のほか、小リンパ球性リンパ腫(SLL)、マントル細胞リンパ腫(MCL)、辺縁帯リンパ腫(MZL)など多様な悪性リンパ腫に対して適応を有する。ASH 2022ではCLLおよびSLLで、それまでの標準治療薬であるイブルチニブに対して有効性、安全性ともに有意性が示され、BTK阻害薬のベストインクラス薬であることが明らかになった。

一方、同社の固形がん治療の柱と期待されるのがPD-1阻害薬のテビンブラ(一般名:チスレリズマブ)だ。すでに中国ではスピード承認を受ける形で肺がん、食道がん、上咽頭がん、肝細胞がんなどの幅広い領域の治療に使用され、適応に該当する患者の実に3分の1がテビンブラによる治療を受けている。米国、欧州でも2次治療の転移性食道扁平上皮がん(ESCC)が承認されたのに加え、欧米では他のがん種が承認待ちという状況である。

「開発に対するアプローチで当社が他社と異なるのは、アジアで多いがん種についても研究を怠らない点です。世界的ながんの罹患率を見てもアジア各国の罹患率は高く、この方々を救うためにも創薬、臨床試験を現地で行っていくことが大事だと考えています」とオイラー氏は話す。
血液領域だけでなく固形がんでもトップ企業を目指す
これらの薬剤が主要な収益源を構築しつつある中、50以上の強力なパイプラインを有していることも、同社の躍進を予期せざるを得ない。特に血液がん治療では次の主力品として期待されるBCL2阻害薬とBTK CDAC(Chimeric Degradation Activating Compound)の患者登録を開始し、それぞれ600人以上、140人以上の患者を集めている。固形がんに関しても、肺がんでTIGIT阻害薬が第3相臨床試験に入っているほか、大腸がんや乳がん、肺がん、胃がんでベストインクラス、ファーストインクラスの薬剤が控えている。



「ASH2023でも当社の存在感を示すことができ、血液がんの領域ではグローバルのKOLから真のリーダーカンパニーであるとのお墨付きをいただいたと自負しています。固形がんでもここ1~2年の間にリーダー的な立場を確立していきたいと考えています」とオイラー氏は自社のパイプラインに自信をのぞかせる。

日本でもすでにブルキンザが承認待ちであるのに加え、TIGIT阻害薬の国際第3相臨床試験も行われている。2021年にBeiGene Japan合同会社を立ち上げたが、近く組織拡大を図り活動の幅を広げていく考えだ。「それぞれの国の制度を十分に理解した上で市場拡大を図ることが重要です。同時にブルキンザの承認を1日も早く取得するとともに、その有効性や安全性に関するエビデンスの周知を図っていきたいと思います」

BeiGeneは2024年も10の新しい分子を臨床試験に載せていく野心的な計画を策定している。「やはり最もすぐれた薬をつくり、がんで苦しむ多くの患者さんに対して貢献していきたい」とオイラー氏。臨床試験のコストをしっかり管理して革新的ながん治療薬を創出し、世界中の患者に届けるというミッションをさらに強化・徹底していく考えだ。その上で最後のメッセージとして次のように訴える。

「がんと戦うには世界が一つにならないといけません。世界が一つになることで、より迅速に手の届く価格で何よりもより多くの人を救えます。がん治療に国境は存在しないのです」




お問い合わせ先



BeiGene Japan合同会社

〒1050004 
東京都港区新橋4丁目21番3号新橋東急ビル2階
電話番号:03-6895-7622
アジア・パシフィック広報担当者:Louise Carter(louise.carter@beigene.com
ウェブサイト:https://beigene.jp/
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