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冬場に起こる「ヒートショック」で注意喚起 脱衣所や浴室で暖房利用を 東邦大医療センター

公開日時 2015/01/22 03:50
東邦大学医療センター大橋病院救急集中治療科は1月21日、急激な温度変化によって血圧が急激に変化して脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こす「ヒートショック」に注意を促すメディカルレポートを公表した。寒い時期の入浴中の突然死が多発することはよく知られているが、これは暖房のきいた部屋から寒い脱衣所や浴室に移動した際の温度差が影響するとされる。レポートでは、この温度差が10度以上になると血圧の急激な上昇や下降が引き起こされると指摘。予防策として、あらかじめ脱衣所や浴室に暖房をいれておくことや、高温での入浴を避けることなど4点をアドバイスしている。

レポートによると、血圧が急激に上昇した場合は脳出血、脳梗塞、心筋梗塞などで死亡するおそれがあり、逆に急激に低下した場合は脳貧血を引き起こす危険がある。ヒートショックの影響を受けやすい人の条件は、▽65歳以上▽高血圧・糖尿病・動脈硬化の病気がある▽肥満気味▽睡眠時無呼吸症候群など呼吸器官に問題がある▽不整脈がある▽熱い風呂が好き▽飲酒後に入浴する――で、「(これらの)いずれか、もしくは複数の条件にあてはまる人はヒートショックの影響を受けやすいので、冬場の日常生活の中で気温差のある場所を移動する際には注意する必要がある」としている。

ヒートショックの予防策としては、脱衣所・浴室での暖房利用、高温での入浴を避ける、長風呂をしない、入浴前の水分補給――を挙げている。
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