アトル Hyuga Pharmacy社と遠隔服薬指導での医薬品配送で提携 医薬品卸で初

公開日時 2018/10/15 03:51
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医薬品卸のアトルと、保険薬局を展開するHyuga Pharmacy社(福岡県春日市)は10月12日、遠隔服薬指導における医薬品の運送委託契約を締結し、10月4日に患者宅に配送したと発表した。これまで遠隔服薬指導の配送は、宅配業者などが行っており、医薬品卸が患者宅に配送したのは国内で初めて。アトルは、これまで培った低温配送車両を活用することなどで、品質管理に寄与する考えだ。

遠隔服薬指導は、6月14日の国家戦略特別区域(特区)諮問会議で、愛知県、兵庫県養父市、福岡市の3自治体で「薬剤師による対面での服薬指導の特例」として認められた。ただ、特区内で離島・へき地に居住し、オンライン診療を受けている患者で、対面的な服薬指導ができない場合に限るなど、現時点では限定的な運用とされている。Hyuga Pharmacy社(きらり薬局名島店、重留店)は福岡市に6月21日に「福岡市国家戦略特別区域法を活用した遠隔服薬指導事業」の登録事業者として認可され、7月18日にはきらり薬局名島店で遠隔服薬指導を実施していた。

Hyuga Pharmacy社は在宅医療に力を入れており、これまで在宅服薬管理指導では薬剤師が直接患者宅に処方薬を届けていた。遠隔服薬指導が導入されることで、交通の便の良くない地域に住む患者にとって利便性が高いことに加え、薬剤師の業務が効率化も期待されている。一方で、医薬品の品質管理や、患者宅への配送のタイミングなど、新たな課題が懸念されている。こうしたなかで、両者は課題解決に向けて9月28日に遠隔服薬指導における医薬品の運送委託契約を締結に至った。

Hyuga Pharmacy社は、福岡県、佐賀県、神奈川県、千葉県に保険薬局24店舗を展開する。アトルも九州・沖縄エリアにおける医薬品の流通で長年の実績を持つ。

 

 

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