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日本アルトマーク MR活動を医師の目線でスコア化 新サービス「RPS」提供開始

公開日時 2019/12/05 04:50
日本アルトマークはこのほど、製薬企業のMR活動を医師の目線でスコア化し、適正な販売情報提供活動を支援する「ライトプロモーションスコア(RPS)」の提供を開始した。MRと面談した医師から、ディテールの時期、地域、製品、担当MRなどについてフィードバックを受け、MR活動の適切性や不適切性といった活動の「品質」をクライアント企業に提供するというサービス。全国の医師8000~1万人にアンケート調査や電話インタビューなどを年4回の頻度で定期調査する。MRの教育や評価、監督部門が行う指導などに役立つとしている。

厚労省は今年4月から「医療用医薬品の販売情報提供活動GL」を施行した。製薬各社とも社内のガバナンス強化や監督部門の設置など社内体制の整備を行ってきた。同社が提供するRPSは、企業が行う販売情報提供活動の支援を目的としたもので、直接MRと面談した医師から、ディテール活動の内容について、「適切なのか」「不適切なのか」を4半期ごとに定期調査する。

◎「集合データ」と「個別詳細・サーベイ」で表示


アウトプットデータは、「集合データ」と「個別詳細・サーベイ」があり、集合データは、ディテールを受けた医師数を分母に、不適切ディテールを受けた医師数を分子に、その割合を示す。一方、個別詳細・サーベイについては、担当MR名、時期、地域、疾患領域、製品のほかに、不適切ディテールの内容についてフリーコメントも記入できる。電話インタビューなどのフォローアップも行う方針で、ディテーリング時の表現や利用データなども詳細に調査する。医師のカバレッジは最大2万人以上。対象医師についてはクライアント企業の要望に応じて設定することも可能だ。

同社が行った独自調査によると、約3%の医師が過去2週間に不適切なディテールを受けたことが分かっている。また、不適切なディテールの割合は企業間のバラツキも大きいと分析しており、企業の監督指導業務の取り組みも程度によって濃淡があると指摘している。このため同社は、このサービスを通じ、製薬企業における販売情報提供活動の更なる適正化に貢献したいと強調している。
 
 


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