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東京医科歯科大学病院 「感染症内科」を新設 グローバル感染症征圧プラットフォーム構想の一環

公開日時 2021/10/15 04:50
東京医科歯科大学は10月14日、大学病院に「感染症内科」を新設したと発表した。感染症内科は、2021年4月に設置した「グローバル感染症征圧プラットフォーム」構想の一環として設けられたもの。このプラットフォームは新たな「新興感染症」も想定した診療・研究、それらを担う人材を養成する有機的な集合教育・研究基盤の整備を目的としている。感染症内科の科長には具芳明感染制御部教授が就任した。

10月1日付で設置した「感染症内科」は、主治医からの相談を受け、感染症の診断と治療にあたるコンサルテーションサービスを中心に行うことで、病院全体の感染症診療を支える活動に注力する。これにより大学病院が提供する様々な高度医療をこれまで以上に充実した形で展開することが可能となる。さらに、感染症の適確な診断と治療に加え、感染制御部とともに院内感染を予防する活動も行う。特に、特に東京医科歯科大の特色としては、歯科領域で発生する感染症の診療を主治医とともに行うとともに、感染症診療を通じて積極的に歯科診療につなげ、分野に留まらないトータルヘルスケアを提供する一端を担っていく考えだ。

◎「統合臨床感染症学分野」も新設


一方、グローバル感染症征圧プラットフォームの中核分野として、大学院医歯学総合研究科に「統合臨床感染症学分野」(具芳明教授)を設置した。同分野は、高いスキルを有する感染症専門医で構成し、感染症診療と感染制御の双方を担い、研究や卒前卒後教育を展開する。また、大学病院の各診療科や大学院の各教育研究分野、さらに各センターの統括・調整を行い、突発的なアウトブレイクやパンデミックに備える体制を構築する。


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